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平成22年後期 [労働衛生]
問題 1
病休強度率を表す次式中の[ ]内に入れるAからCの語句又は数字の組合せとして、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。
病休強度率 = ( [ A ] / 在籍労働者の [ B ] ) × [ C ]
A B C
(1) 疾病休業延日数 延所定労働日数 1000
(2) 疾病休業件数 延実労働時間数 1000000
(3) 疾病休業延述日数 延所定労働日数 1000000
(4) 疾病休業件数 延所定労働日数 1000
(5) 疾病休業延日数 延実労働時間数 1000
答え: (1) (2) (3) (4) (5)
問題 2
在室者が12人の事務室において、二酸化炭素濃度を1000ppm以下に保つために必要な換気量(リッポウメートル/h)として最小の値は次のうちどれか。
ただし、在室者が呼出する二酸化炭素量を1人当たり0.018リッポウメートル/h、外気の二酸化炭素濃度を300ppmとする。
(1) 600
(2) 310
(3) 260
(4) 220
(5) 130
答え: (1) (2) (3) (4) (5)
問題 3
温熱条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) 至適温度は、温度感覚を表す指標として用いられ、感覚温度ともいわれる。
(2) 温熱環境は、気温、湿度、気流及び放射熱(ふく射熱)の四つの温熱要素によって決まる。
(3) 実効温度は、気温、湿度及び放射熱の総合効果を実験的に求め、その都度を一つの温度目盛で表したものである。
(4) 不快指数は、気温、気流及び放射熱を要素として計算で求められる。
(5) WBGTは、気温、黒球温度及びエネルギー代謝率から求められる指標で、高温環境の評価に用いられる。
答え: (1) (2) (3) (4) (5)
問題 4
厚生労働省の「職場における喫煙対策のためのガイドライン」に基づく喫煙対策の進め方に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 空間分煙による施設・設備面の対策としては、可能な限り、喫煙のための独立した部屋である喫煙室を設置することとし、これが困難である場合には、喫煙コーナーを設置する。
(2) 喫煙室又は喫煙コーナーに設置する喫煙対策機器としては、たばこの煙を除去して、屋内に排気する方式の空気清浄装置が最も有効であるので、これを設置し、適切に稼動させる。
(3) 喫煙室又は喫煙コーナーからたばこの煙やにおいの漏れを防止するため、非喫煙場所との境界において、喫煙室又は喫煙コーナーへ向かう気流の風速を所定の値以上とするように必要な措置を講じる。
(4) 定期的に職場の空気環境の測定を行い、浮遊粉じん濃度及び一酸化炭素濃度をそれぞれ所定の濃度以下とするように必要な措置を講じる。
(5) 妊婦及び呼吸器・循環器等に疾患を持つ労働者は、受動喫煙による健康への影響を一層受けやすい懸念があることから、空間分煙を徹底する等の配慮を行う。
答え: (1) (2) (3) (4) (5)
問題 5
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 単純入力型又は拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10〜15分の休業休止時間を設けるようにする。
(2) ディスプレイ画面上における照度は、500ルクス以上になるようにする。
(3) ディスプレイは、おおむね40cm以上の視距離が確保できるようにし、画面の上端が眼と同じ高さか、やや下になるようにする。
(4) 書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上になるようにする。
(5) VDT作業健康診断は、一般健康診断を実施する際に、併せて実施してもよい。
答え: (1) (2) (3) (4) (5)